ゼロから始める小学校お受験ママブログ

娘の小学校受験を決めたママの初めてだらけのお受験奮闘記録

【小学校受験】年長クラス途中での転塾

 

年長クラスとなり受験まであと数ヶ月!というこの時期ですが、転塾を決意しました


ラストスパートのこの時期はどの幼児教室もほぼ定員ですし、転塾先を見つけるのも大変でしたがそれでも変えたいと考えた1番の理由は「塾の求める児童像と娘が合っていなかった」ことでした


やはり塾によって、

教室(校舎)によって、

担当される先生によって、

重視されるポイントや指導方針はかなり違ってきます

娘がお世話になっていた教室は幼児教室として複数の教室を構えていらっしゃる大手と呼べる塾でしたが、かなり求められるレベルが高く先生も厳しい方だったので、10指摘をいただいて1褒められる事があるかないか、という感じ

こういった厳しい環境下でもしっかりと頑張れるお子さんもいるので良し悪しだと思いますが少なくとも娘には合っているとは言えませんでした

何となく気づいていたはずなのに、未熟な事に「受験は厳しいものなんだ」「ある程度厳しい環境の方がいいかも」などという考えもよぎってしまい、騙し騙しやり過ごしてきてしまいましたし、大量にいただく指摘と受験日が迫ってきている焦りから、私たち親も少しずつ厳しくなってきていました

しかし年長クラスにあがり1コマの授業時間が延びたり、オプションの講座も増えたりして塾でも家でも勉強時間が増えるのに比例して徐々に娘のやる気も、元気もなくなり、このままでは勉強自体も嫌いになっていくように思えました

プリントや模試の正答も減る一方で、4月あたりからチック症状まで出てきてしまい、ようやく転塾の決意ができました


大手の塾の魅力はカリキュラムがしっかりしていることで、難関小学校への受験にも対応できる水準のカリキュラムとなっているため、難関小学校の受験も考えている、複数の学校を受験する場合などは大手塾へ入塾するのが無難かもしれません

我が家も入塾時点では志望校を絞りきれていなかったこともあり裾野の広い大手塾を選びました

大手塾で志望校にあわせた専科コースが組まれることもありますが、多くはベースとなるカリキュラムに少し志望校の色付けをした程度な事がほとんど。

テストで順位や平均点を出す以上はテストで一部の生徒が不利にならないよう同じ範囲の学習はおさえたカリキュラムになっています

ただし講評の中で、その志望校での頻出の単元や考査のポイントなどの情報は少し多くもらえる可能性があります


しかし我が家が志望している小学校は難関の小学校というわけではありませんし、今となっては難関小学校を狙う子達とも肩を並べて難しい内容をただこなして疲弊していくよりも頑張れる範囲でもしっかりと頑張ってほしいと感じました


都内在住ではないので自宅から通える範囲での選択肢は限られていましたが、少し視野を広げて探せば大手塾、個人塾含めて候補は広がりました

特に個人塾は特定の小学校への志望者のみに限定したものもありました

ただしこの時期という事もあり定員で締め切られている塾がほとんどでした

土日開講のクラスは特に空きがありませんでした


いくつも電話をかけて無理を言い何とか体験させていただける塾を2つほど見つけました

今度はとにかく「間違っていたとしても否定をせずにサポートしてくださる」塾であることが第1条件でした

家庭学習だけに切り替えようかとも思ったのですが、同い歳の子たちの中で問題を解く事や、行動観察等、家庭では補えない部分もあるためご縁があれば…という気持ちもありつつ、それぞれの体験日を迎えました

いずれも体験レッスン中は娘の後ろで様子を見せていただく事が出来たため、ずっと娘の様子だけを観ていました

初めての場所、初めての先生を相手に緊張した様子ではありましたが、楽しそうに取り組めており、先生の話も集中して聞けていました

結果、体験させていただけた塾のうちの1つに今回転塾させていただく事になりました

どちらも子どもを否定する事なく良い雰囲気だったのですが、ご縁をいただいた塾では解けていなかった問題、答えられなかった問題もある中で出来ていた部分をより褒めてくださった事でした

また、通常は授業の様子を親が観ることはできない教室も多い中で、こちらは教室の外側から授業の様子を観て良いとのことで転塾となった経緯からも安心感もあり、こちらに入塾させていただく事にしました


転塾したからといって良い方向に変わるとは限らないですし、娘の気持ち次第では小学校受験自体を断念せざるを得ない場合もあるかと思いますが改めて娘の気持ちに寄り添ってあと少し続けてみたいと思います