【小学校受験】受験対策塾の体験授業へ
我が家は埼玉県在住
家の近くで通える塾を探そうとすると選択肢はかなり少ない状態でした
もちろん都内や郊外に出れば選択肢は広がりますが、
少しでも家に近い通いやすさを取るか、ネームバリューのある大手で内容の質を取るか…
主な塾選びのポイントとして
- コース内容
…年中クラス、年長クラスと分かれているのはもちろん、志望校に合わせた専科コースを設けている教室や受験の体操対策コースや絵画、指示行動等の専用枠を設けている等同じ塾でも校舎の規模により編成が様々なので事前に各教室HPや資料を請求する等して授業時間や曜日などと合わせて検討が必要です
- 通いやすさ
…自宅や駅からの距離や移動時間など自宅から塾までのアクセスや交通の便の良さ、駐車場の有無など
駅に近い教室の場合には専用駐車場が無い場合もあるため、車での送り迎えをする際に駐車場の有無や近くに停車できるコインパーキングの有無や料金等もチェックしておくと良いです
- 教室の雰囲気、相性
…教室や先生との相性、教室毎のクラス定員など
体験授業や見学を通じて、あるいは通ってみてからしかわからない点も多いかもしれませんが、
大人数の中で切磋琢磨して伸びていける子
少人数あるいは個別指導の方があっているかなどその子その子に合うスタイルは違うため気になる教室があればとにかく体験や見学をされる事をおすすめします
同系列の塾であっても校舎毎の色があるためそれぞれ事前に比較検討をすると良いです
娘の教室では1度入塾してしまうと、別校舎への転籍はできても別校舎の体験授業や見学は出来ない事を後から知りました
- 費用
…月謝についても大切な要素です
ただしHPや資料に掲載されている月謝以外に夏期講習や冬期講習や絵画、体操、指示行動などの特別講習、個別講習、など明文化されていない費用がある点も考慮する必要があります
- その他
…塾選びのポイントではありませんが塾の近くで食事ができる場所は確認しておくと便利です
夏期講習、冬期講習、特別講習などを含めると食事休憩を挟んで午前と午後に授業があり1時間程度で食事をとる方法を検討しておいてください
色々と検討したものの、毎週のことになるので我が家はやっぱり距離を優先しました
その時点で入塾先の候補は2つ程…
そのうちの1つに体験授業の申込をしました
体験授業申込の翌日には体験授業の開催日程の連絡がありました
今回申込した教室では新年中さん向けクラス9月体験授業への参加者は我が家だけでした
塾の新年度が11月から開始というのは、
まだあまり郊外では浸透してないらしく新学期の始まりは少人数スタートの事が多いそうです
体験授業の日は予定の時間の10分前くらいに到着してまずご挨拶
娘のトイレを済ませたりして時間を待ちながら
受験対策なんていったいどんな授業なのかしら、と私の方がなんだか緊張してしまいました
そしていざ授業開始時間
では『お父さま、お母さま、行って参ります』と促されるままに娘が言ったところでそのまま娘だけが先生に手を引かれ教室へ
レッスン中は生徒だけで親の見学はできません
高い授業料を払って、授業の内容や様子を見れないの?…何も知らない私はただただ不安でした
モヤモヤしながらも娘が60分の体験授業を受ける間は別の空き教室で入塾に際する説明を聞いたり、質問などさせて頂く時間となりました
入塾に際しては入会金やらコース、料金なんかのザ・現実的な話を聞きました
11月からの年中クラスは週1回70分のレッスン
2ヶ月に1度はテスト
長期休暇は別途オプションの特別対策講座
私立の小学校に入るために多くの子ども達が毎年これだけのことをしてるのかと改めて驚かされます
色々と質問していたらあっという間で、体験授業が終わる時間には娘の教室の前へ移動して待ちました
娘が教室から出てくると、入れ替わりで今度は親が呼ばれ教室へ入り考査を受けます
そこでは
- 授業でやった内容
- 正解できた問題
- 正解できなかった問題
- 何を間違えたのか
細かく丁寧に説明してくれました
問題の正誤だけでなく、
- 問題に出てくる絵の名前で答えられなかったもの
- 気をつけるべき点
他にも
- 丸をつける、と丸で囲む、は違う
- 丸の書き方は下から書く方が良い
- 迷路の線は曲線で引いてはダメ
など細かいものまで指導をもらいました
授業自体は見学できなくてもここまで細かく教えてくれるのであればモヤモヤも解消でした
「郵便局の車の名前を『郵便集配車』と正しく答えられませんでした」
これには私達夫婦も苦笑い
ごめんなさい、私も正しい名前は知らなかったです…モノの正しい名前、日頃からもっと意識して教えないとだめなんですね。。
これまで我が家オリジナルな言葉とか作っちゃってたものもありました。。
受験生の親として早速洗礼を受けた気分でした
きっと体験だから今はこんなものでも
これからクラスが始まれば親としてどんどんダメ出しされる地獄の時間になるのでしょう…
そして授業後に受ける説明で間違えた点やポイントを持ち帰り、
責任もって親が子どもに教える努力をしなければいけないわけです
受験生の親として軽く打ちのめされた感じのまま娘と共に先生方に挨拶をして塾を出て、体験授業は無事に終了
「お勉強、楽しかった?」
主人がまず1番に娘に聞きました
「楽しかった」
そう言ってくれたことに夫婦でまず安心
「何を勉強したの?」
私がそう聞くと、ぽつりぽつりと断片的に覚えていることを話してくれました
それは60分の授業でたくさんの事をした中の1つだけでした。
でも娘の中で印象に残った内容があってよかった
親バカかもしれませんが、初めての知らない場所で急に1人教室に入れられて初めて会う先生との授業を最後までちゃんと頑張ったことをまずは褒めたいと思いました
「お腹すいたぁ!」
スッキリした表情でいう娘をみて
とりあえず、ここで勉強することを嫌に思ってないことがわかったので体験授業としては成功なのでは、というのが夫婦での感想でした
そんなこんなでそのまま入塾を決めて、新年中クラスが11月から始まりますここから丸2年…
娘と一緒に家族みんなで頑張っていこうと思います