【小学校受験】おうち練習 〜全身の絵を描く〜
年長クラスが始まりました
年中クラスで70分だった授業も年長クラスからは160分と長くなり毎週宿題が出されます
宿題も年中クラスの記号や名前の書きとりにプラスして
年長クラスでは毎週様々な宿題が1つ出題されるので家庭学習の時間もより計画性が必要になりました
家庭学習でも毎日プリント10枚以上は取り組んだ方が良いとのこと
共働き家庭の我が家では平日の勉強時間はどうしても短くなる事を考えると、大変な宿題が出された週は日曜日等を利用して頑張るしかありません
年長クラス開始早々に出題された宿題
「自分の全身の絵を描く」
なかなかの難問でした
まず事前に練習が必要と覚悟して、しっかりと時間のとれる日曜日に取り組みました
1)顔を描く練習
まず紙の真ん中に顔の丸を1つ描き、そこに髪の毛と顔のパーツを描いてもらう練習から始めました
娘は保育園でもよくお絵描きをするようで
時々お父さんやお母さんの絵を自分なりに描いてきてくれたりもしますし、その中には手や身体、足のついた全身の絵もありました
でも今回はいつもの自由なお絵描きとは違います
普段の娘の絵には可愛いまつ毛の生えた丸い目と口しかありません
首や肩はなく、いつも両手をバンザイしていて服は裾の広がったドレスだったりします
練習の紙と一緒に手鏡を持たせて
紙の上の丸に髪の毛、耳、眉毛、目、鼻、口を描く練習を何枚か行いました
眉毛や目と鼻と口の大きさ、左右の位置、離れ具合等バランス良く描く練習です
いきなりリアルな目や鼻は描けないので、今回鼻は縦長の三角形、目は黒丸にして大きさやバランスを意識する形で練習しました
2)全身を描く練習
次に画用紙に鉛筆で全身を描く練習をしました
まず顔の丸を描き、そこから首を伸ばすように足先までの全身の線を描いてもらいます
特に色付けはせずに線だけを描いてもらい全身を1枚の紙に収めて描くための全身のバランスを掴んでもらうためです
最初は同じ大きさの紙に私がお手本を描きながら説明をしました
意識して説明したことは
- 首を描く
- 首から伸びる形で肩を描く
- 肩から腕が伸びる形で手を描く
- 指を5本描く
- どこまでが胴体かわかる様に描く
- 左右の肩、腕、足の高さや幅、長さが同じになるように描く
これらは説明したからといってすべて出来るとは思いませんが、
描く時に都度声かけをしていくだけでも少し変わると思います
次に私が描いたお手本を隣に置いて2枚ほど描いて練習
普段のお絵描きだと洋服を着た状態から描き始めてしまいますが、この練習の時はあえて裸の状態を意識して全身の線を描いてみてもらいました
こだわり過ぎると上手くいかないので、
今回は顔、胴体、足を含めた下半身の長さや幅のバランスがだいたい掴める程度までの練習としました
3)いよいよ宿題用の全身画に挑戦
まず同じ様に画用紙に裸の全身の線を肌色のクーピーで描いてもらいました
全身の線が描けたら上から髪の毛と顔のパーツ、洋服を重ねて描き大枠が決まったらそれぞれ塗り絵の要領で色を塗っていきました
色塗りはクーピー、顔のパーツや服の模様など細かな部分は色鉛筆で描き練習も含めて3時間程かかってしまいましたがようやく提出レベルの絵が完成
なかなか骨の折れる宿題で苦戦しましたが、
どうすれば子供でも出来るかを親が一緒に悩んであげるのも含めての宿題なのかな、と思います
この1年は本当に親子ひたむきに頑張っていかないと、と改めて思います